Excite Bit コネタ:「小2の算数が複雑すぎる」という噂mixiニュースで見て、exciteに行って記事へのトラックバックを一通り読んでみた。
まー大体予想通り。「こんなわかりにくいことやらせるから学力低下が…」みたいな事を自信を持って言ってらっしゃる方々と、理解してらっしゃる方々が大体半々くらいだった気がする。
あと、「よくわかんないけど工夫するのはいいことだねー」みたいな人が少々。
自分としては、これをわかりにくいとか無駄だとか言ってる人たちはもう一回小学校行ってくれば?と言いたい。大人になった今でも理解できてないようじゃ、それは本当の意味で小学校卒業できていない。そして、そういう人たちが学力低下だとかいう資格はない。
…とまでは言わないが、多くの人が複雑すぎるなんて思うのは不思議だ。これ、筆算に続く重要な過程だと思うのだが。
「普通に計算する方が楽なのに」と記事では書かれているが、普通に計算するとはどういうことだろう?二桁引く一桁の答えを全て暗記でもしていない限り、みんな答えを出す過程で同じようなこと考えているはずだ。何回も何回もやって習慣になってしまったため、脊髄反射のようにして答えが出てくるようになり、改めてみるとおかしなことをやってるように感じるだけで。
(ちなみに自分は反復が嫌いであんまりやらなかったからか、今でも意識してこのような計算をしています。瞬時に答えが出る電卓人間の方々が羨ましい)「筆算を教えればいいのに」と言う人もいたが、いやいやいや、筆算がこの「くふう」を利用しているからこそ、筆算の前にこれをやるんじゃないか。筆算は魔法じゃないぞ。
筆算での繰り下がりでは、一つ上の桁を一つ減らして、自分の桁に10を加えて考える。これは一つ上の桁を二つに分けるという記事で言う「くふう」に該当する。52-8であれば、筆算の考え方だと桁ごとに計算をするので、
(5-0)*10+(2-8)*1
と書ける。このままでは一の位が負になってしまうので「くふう」を開始。
まず一つ上の桁を5=4+1と分ける。→((4+1)-0)*10+(2-8)*1
分けた片方を一の位にもっていけば10+2-8=4で負にならなくなる。→(4-0)*10+(10+2-8)*1
後は全ての桁を計算してまとめれば、40+4=44.
繰り下がりの無い引き算の場合、一つの桁の変化だけに集中すればいいのでそこまで難しくはない。実際にやっているのは一桁同士の引き算なのだから。
しかし、繰り下がりのある引き算というのは、他の桁の変化まで気にする必要が出てくるので、覚える部分が多く、混乱しやすいのだと思う。
そんな時どうすれば混乱しにくくなるかを考えると、「自分にとってもっとも楽な計算方法を考える」のが一番だ。これが「くふうして」の意味するところである。闇雲に数字を分解するのではなく、分解して自分の楽な計算の集まりに分けることで間違いなく答えを導けるようになるのだ。
ちなみに自分の場合、8=2+6というのは覚えているので最初に2を引いて50-6とする。その次には10-6=4だから40+4=44となるのだが、この部分は流石に慣れで瞬時にできるのでほとんど意識はしない。でも意識しなくなっただけで、「くふう」を使っているのは間違いない。
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